日報 2021.10.30-31

最終更新日

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予定通り今日と明日と2日間で「うなぎはエナジー」旅行。日曜雨だとどうしようかなあと思って毎日見てたけど降水確率40%になってたため敢行。

休日の東山物産は予約しないとほぼ食えないらしいので、一応二日前に12時頃着予定で予約を入れておいた。

大阪から伊勢まで下道で4時間ほどかかるので、2時間ほど余裕を持って6時発かな、と思ってたらマイナンバーカードを受け取るだけですら早起きに失敗しつづけた実績があるので案の定45分遅刻。

真冬のツーリングほど二度とやりたくないものは無いので上下完全冬装備に。今回は嫁はんとのタンデムなので気を引き締めて出発。

368号線で志摩へ向かうルート。正直余裕かと思われた寒さ問題は山に入ると発生してしまったので観念してまだ営業していない道の駅でQK。

C言語の大ファン。道の駅のゴミ箱にコーヒー缶とポタージュ缶しかなくて笑う。スタンドアローンコンプレックス。

#ポグモンGO

2回目の休憩で謎牛乳を確保。ご当地牛乳はもれなく旨い。これが”ぬい撮り”というやつです。

QKで時間調整しつつの5時間強の死闘を経て、無事に時間通りに東山物産に到着。5時間もかかる道で遅刻しないのにチャリで15分の会社にはエリート遅刻してしまうのはなぜなのでしょうか?

「うなぎはエナジー」の機運高まってきた。

一応着いたら店員に一声かけてということなのでかける、ほんなら席満席ですが順番でお呼びするので少々お待ち下さい、2組待ちですって言われて、あれ、公式サイトに席予約出来ないって書いてたはずでは?と思いつつまあすぐ入店できるならいいかということで5分ほどで入店。なんか普通に来店した人達に申し訳ないので公式サイトに席予約可能て書いたほうがいいのでは。

店内に入るやいなや炭火の匂いでイキそうになるが、理性を保ちつつ上重を注文。とにかく量は多いほうがいいと聞いたので。それでも2900円とリーズナブル。

イッ、イッた…。「うなぎはエナジー」

サクサク表面の最高歯ごたえと、身と皮の間の謎の旨味が詰まった素晴らしい鰻でした。しかし3秒で全部喰ってしまったのでもっとエリート力を高めて無限に食える財力を手に入れないといけない。人の悩みは尽きない。

電話予約したときから店員さんの愛想良さを感じていたけど超人気店の割に居心地も良かったです。ただ客は本当にごった返しているので絶対に予約していきましょう。

前菜をキメたので次は主食の牡蠣あばれ食いをキメようと思ったけど思ったよりお腹がいっぱいのため中止。パールロード経由で鳥羽方面へ。しかしパールロードて名前面白いですね。うちの親父はパール入りです。

これはめちゃんこおもしろいおもしろ展望台です。

おもしろ景色です。無料で観させてくれるんだからありがたいですね。

おもしろ展望台はこいつがメインです。なぜだかわかりませんがなでぃ~さん界隈で喜びそうなブツだったので写真撮って送付しておきました。ご活用ください。

次の展望台は鳥羽展望台です。こっちはちゃんとした観光地としているようで人もしっかりいます。

これは害鳥くんです。

これは廃墟と化した食堂です。昔の人たちがここで楽しく食事をしている様子を想像するとなんだか目頭が熱くなりますね。

と、思ったら真横の普通に新生「はねやすめ」が存在してました。

店内にあったかなりよかったデザインのカバン。カバンが不足していたら買っていたかも。

嫁はんが真珠缶だけ買って退店。真珠缶というやつはカセキホリダーの真珠版みたいな感じです。ちなみに今更ですが鳥羽は真珠が有名らしいです。

パールロードを進む、当初目的にしていた浦村かき山安水産も通り過ぎる。すげえ煙で完全にアトラクションだった。明日キメようかしら。

というかあちこち牡蠣屋だらけで、北九州カニ・カキロードとは一体…という気持ちに。完全にこっちがカキロード。北九州のはまじで1件も見当たらなかったからね。

鳥羽に着くも全く単コロおける場所が無くて右往左往。単コロで鳥羽に来るのは難しいのでやめましょう。ガラ空き駐車場も”二輪不可”の文字。単コロに親でも殺されたか。

どこを観ても視界に入る海。だんだん鳥羽にいると海が見えてもありがたみが無くなって来ます。

しょうがないので鳥羽水族館にでも停めるかと思ったらこっちも駐輪場無し。と思ったら鳥羽水族館裏に秘密のエリア発見。お察しください。

ひとまず目当ての真珠博物館へ向かうも閉館まで1時間ほどだったので観念。

鳥羽マルシェに寄って謎飯探求の旅。サメ春巻きなるものがあったので買ってみた。巨大食堂観たばっかりなのでそそられる。道の駅の普通レベル揚げ物かと思いきや結構旨かった。中にクリームが入っており皮も思ったりパリッてて良かった。サメもほどよい臭さ。

無能起床すぎて疲れたのでマルシェ前のベンチで小気絶。

小気絶中の絶景。

「パールタウン」

ノスタルジックな佇まい。コンパクトな作りに複数店舗が凝縮されてておもしろい作りですね。
真珠経験が年齢に伴っていないので先人の客がいる店で無いと怖くて入れません!

主食を食いその辺で食うかと思ったけど1700閉店の店ばっかりだったので鵜方方面へ戻って散策、と思ったが道中に…。

何百回と見た看板、その度にスルーしてきた過去についに終止符。ご当地謎飯チェーン店の大ファンとしては今回ばかりは見逃せないとついに敢行。

「家族的美食屋」の強烈なフレーズに全くマッチしないポップな「あじへい」フォント、夢フィーリングを誘う妖艶な赤提灯、入店前からすでに食超越萬里という感じだ。

これぞまさに家族的美食屋。あじへいラーメン半チャーセットと餃子と酢豚をわんぱく注文してしまった。もちろん全て完食である。あじへいに間違いは無い。せっせと動くあじへい店員さんの働きっぷりは見てみて本当に心地よかった。テーブル席と悩んだがすぐ入店できそうだったカウンターを選んで正解だった。中華料理屋のキッチンは見ていてアトラクション性があるので楽しい。血湧き肉躍るあじへいワーキングに飲まれつつ汗だくで喰らいつくラーメンとチャーハンは最高に旨かった。あじへい、恐ろしいところだ…。

そして一日目の締めとして、伊勢に来たら忘れてはいけない「売春島」への上陸チャレンジを目指す。

かつては宿屋に売春婦を次から次へと呼び込み毎晩毎晩乱痴気騒ぎが行われていたという伝説の離島。噂によれば現状はその様子は一切感じられず完全にクリーンな島と移り変わったそうなのだが、一縷の望みをかけてその島に上陸してみた。

渡島するには、島の南東側の対岸にある渡鹿野島対岸渡船のりばから定期的に来る渡船で行かなければならない。伊勢・志摩方面からは反対側なので少しかかるかなあと思ったけど鵜方からは10分ぐらいで着いた。

待合場所付近の駐車場。ホテル予約車は無料枠があるが通常はここの有料駐車場に停めてから渡船に乗る。といってもお察しですが律儀に停めてるやつなんかほとんど居ず、単コロだったのもあり路駐便乗。

売春島へおいでよ 生きては帰さない

待合室は公園のトイレ臭く中で待つのは厳しかったので外の船着場で待機。しかし時刻表や値段の案内等一切無く完全に不明。いつ来るのかと思ったそのとき小さな一艘の船がこちらに向かって来た。わずか10分前後。

ホテルとか予約してないんですが大丈夫ですかって聞いたら問題無いとのこと、値段は夜間1人片道300円。

薄暗い船内と、対岸の島から輝くホテルの光。この瞬間までは本当に”生きては帰さない”の文字が脳裏によぎっていた。

乗船時間がわずか数分、対岸の陸が見えてきた…。が、元気いっぱいに子供が走る様子が見える。これは一体。

…。

ホテル宿泊者の家族や学生達の群れ、ここでようやく「売春島」は完全陥落し「わたかの島」へとなってしまったことを確信。海岸では夜間釣りに興じる人たち。もはや股間をおっ立てて期待に胸膨らます中年男性なんて1人も居ないだろう。まあ若干の期待もあったので少し寂しい。

しかし指折りで数えられるほどの宿泊施設の他、何か営業しているような店は一切見当たらない。かつて乱痴気騒ぎやっていたであろう施設も完全に廃墟となっており、これはこれでなかなか見応えがあったので他にもなにかないかあたりを散策。

入り口にある揺らめく炎が印象的なこちらの旅館は、まさに麻薬カルテルのアジトといった感じで、部屋からはおそらく全面に広がる海面のパノラマビューが独り占めできるでしょう。

バカに落書きされた哀れなカエルくん。当時、島でバカ騒ぎしていた輩達の知性の低さが伺える。

ここでもおもしろさ推し。三重はおもしろさに定評があるのでしょうか。

街頭がなさすぎてHDRで頑張った写真です。本当は真っ暗。住宅もあるのでフラッシュたけない。
かつては営業していたであろう喫茶店?スナック?急斜面に混ざり合った住宅などがあって温泉街といった雰囲気。

どこまで歩けるかよくわからんのでgoogle mapを見ても道が開拓されておらず完全に不明。そもそも島内の旅館から旅館への徒歩経路すらルート探索不能というありさま。

道なき道を歩くも街頭がほとんど無くスマホのライトを頼りに歩きほとんど稼働していないと思われる道路に出る。他はアパート、戸建て、廃墟、神社?があるぐらいでどうやって生活してるのか不思議なぐらい何も無かった。

負のイメージを払拭しようと島の再興に力を入れているようだけど、現状ほんとうに何も無くてオススメするかと行ったらかなり微妙。廃墟マニアは多少楽しめるぐらいかも。

ただ、一段落して帰ろうと復路の渡し船に乗ろうとしたらクーラーボックスを持った釣り人が数人渡ってきた。釣りをする環境としてはかなり良さそうである。ヒマがあれば今度は釣具を持ってリベンジしてみたい。

もう生きている間に売春島だった頃の渡鹿野島を見ることは無さそうなので貴重なレポートを詳細に読んでみたい。ほしいものリストに入れておくので、どなたかお願いします。

念願の彩華ラーメン到着。アホだけで彩華行く時は全員特盛チャレンジなのですが今回は嫁はん付きなので大盛り。
死の淵から生還した気持ちで食うラーメンはめちゃんこ旨い。今までの彩華で一番うまかったので汁まで完飲。

その後は何事も無く無事にエリート我が家に帰還して即気絶。明日どうやって休もうかなあ。

ということで今回の「うなぎはエナジー」旅行は下道なので移動費はガソリンのみで2500円ほど。エストレヤ最強。山道以外はそこまで辛くなかったのでまたキメたいですね。

おわい

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